Japanese Study

2011年2月26日土曜日

考えを述(の)べる表現 - 婉曲(えんきょく)な表現

婉曲な表現 = 断定(だんてい)を避(さ)け、口調(くちょう)をやわらげる働(はたら)きをする表現

自分の考えを言うときには、婉曲な表現がしばしば使われる。たとえば、「〜と思う」を婉曲に言う方法には次のようなものがある。

1. 「けど」や「が」を文末につける
例:「今日中(きょうじゅう)に終わらせた方がいいと思いますが。」
「神田(かんだ)くんの方がいいと思いますけど。」
2. 「と」の前に「だろう」をつける
例:「こちらの製品(せいひん)の方がいいだろうと思います。」
3. 「と」の前に「のでは(/んじゃ)ないか」をつける
例:「開店時間(かいてんじかん)を早くする方がいいのではないかと思います。」
「タバコはやめた方がいいんじゃないかと思います。」
4. 「〜と思う」のかわりに「のでは(/んじゃ)ないでしょうか。」をつかう。
例:「もっとくわしく研究(けんきゅう)した方がいいのではないでしょうか。」
「もっと高い給料(きゅうりょう)でもいいんじゃないでしょうか。」

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